エラスチン、コラーゲンおよび粉砕物質の配列および割合が異なるヒト腱、大動脈およびウシ靱帯について、応力-ひずみおよび緩和試験を行った。 酵素またはキレート剤による粉砕物質の除去は,三つの組織すべてにおいて応力レベル,剛性,緩和,ヒステリシスおよび他の時間依存的効果の減少を誘導した。 これらの変化は線維間マトリックスの有効粘度の低下によって大きく説明できたが,けんの場合には他の因子が存在すると考えられた。
大動脈およびヌチャル靭帯をギ酸で処理してコラーゲンおよびその他の材料を除去すると、応力レベルおよび時間依存性が著しく低下し、破断時の応力およびひずみが減少した。